RMCA30周年記念シンポジウム

増大する日本を取り巻く”地政学リスク”
10年後を見据え”今”我々は何をすべきか?

日本リスクマネジャー&コンサルタント協会
30周年記念シンポジウム
<終了いたしました!>

協賛企業募集要項

日 時:2023年12月15日(金)14:00-17:00(開場13:30)
会 場:TKP市ヶ谷カンファレンスセンター【3F】ホール3D

参加費用:RMCA会員 無料|非会員 一律 2,000円
お問合せ:RMCA事務局|TEL:03-6892-4106

RMCAチャンネル

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NPO法人日本リスクマネジャー&コンサルタント協会が開催する各種セミナーや講座の案内、会員活動の紹介、リスクマネジメント情報の提供と解説などを目的に情報発信をしていきます。

プログラム
荒木理事長
1. 理事長挨拶と30年の歩み|荒木洋二
NPO法人日本リスクマネジャー&コンサルタント協会 理事長|株式会社AGENCY ONE 代表取締役
本年12月でNPO法人日本リスクマネジャー&コンサルタント協会は設立30周年を迎えることができました。前身の任意団体の時から、日本の個人と企業へのリスクマネジメントの啓発と普及を目的として活動してまいりました。30周年を迎えることができましたのも、ひとえに会員ならびに当協会の活動にご賛同いただいている関係者の皆さまのおかげです。心より感謝申し上げます。
ウクライナやパレスチナで戦争が勃発し、東アジアの情勢もますます不安定化しています。このような情勢のもと、日本と日本人を取り巻く環境は激変しています。個人においても企業、組織においてもリスク感性をより一層向上させ、対処していく必要性が増しています。当シンポジウムのテーマでもある、「世界と日本の10年後」を見据え、今回の30周年を機にリスクマネジメントの重要性を今まで以上により広く、さまざまな形で発信し啓発していく牽引者として歩んでまいります。
40周年、さらにその先の50周年に向け、当協会を今後とも何卒宜しくお願い申し上げます。
《荒木洋二 プロフィール》PR会社入社を機に広報PR人生が始まり、現在26年目を迎える。
2006年、株式会社AGENCY ONEを創業後、中堅・中小企業を中心に広報戦略立案や広報活動全般を指南、実務支援する。「広報=『企業の人格』形成のためのあらゆる双方向のコミュニケーション活動」を信条とする。報道関係者だけでなく、利害関係者全般との良好な関係構築を支援。2022年11月、広報・ブランディングの内製化を支援する「広報人倶楽部」設立。広報に関する専門人材育成、ならびに広報DX化を牽引するニュースルームの普及にも取り組む。2004年、当協会事務局長に就任。理事、副理事長を経て、2013年理事長就任、現在に至る。
丸谷元人
2. 基調講演
増大する日本を取り巻く”地政学リスク”10年後を見据え”
今”我々は何をすべきか?
講師:丸谷元人氏|危機管理コンサルタント
オーストラリア国立大学卒業(アジア研究・中国語)、同大学院修士課程中退(東アジア安全保障)後、翻訳会社勤務を経て、南太平洋・中東およびアフリカにおいて駐在員やVIPの身辺警護、テロ対策、不法監禁・脅迫事案対応、地元政府および部族との交渉、武装勢力やマフィア、地元労働組合への犯罪予防と情報収集・監視・宣撫活動、および地域の政治・治安動向分析等に従事。また米系大手IT企業のリスク管理部部長、危機管理チームの運営に加え、地域統括セキュリテイ・マネージャーを歴任。情報漏洩・産業スパイ対策をも担当した。
松本一成
3. 協会の現在の活動と理事の紹介|松本一成
NPO法人日本リスクマネジャー&コンサルタント協会 副理事長|ARICEホールディングス株式会社 代表取締役
当協会の30周年イベントにご賛同いただき誠にありがとうございます。当協会は現在NPOとして理事会を最高意思決定機関として、現在10名の理事による運営体制を取っております。
当協会の各理事は実務家を中心として構成されており、専門分野もERM,広報、防災、保険、セキュリティ、セルフマネジメントなど多岐にわたります。その点、他の学術団体とは一線を画した実務的な情報発信と協会活動を推進することができます。ぜひこの機会に当協会の実務家集団を認知いただくとともに貴社のリスクマネジメント活動及び体制構築にご活用頂ければ幸いです。
《松本一成 プロフィール》兵庫県神戸市生まれ。MBA(経営管理修士)、社会保険労務士、RMCA-J上級リスクコンサルタント、ファイナンシャルプランナー、NPO法人日本リスクマネジャー&コンサルタント協会 認定講師。ARICEホールディングス株式会社 代表取締役。株式会社 A.I.P 代表取締役。株式会社日本リスク総研 代表取締役。トラスト社会保険労務士法人 社員労務士。株式会社アリスヘルプライン 代表取締役 他複数の組織を経営。日本青年会議所保険部会 第31代 部会長。NPO法人 日本リスクマネジャー&コンサルタント協会 理事。平成9年に三和銀行(現三菱東京UFJ銀行)を退職し、安田火災(現損保ジャパン)に研修生として入社するが2年で退職。その後リスクコンサルティング会社の役員等を歴任し、平成20年に現在の株式会社A.I.Pを立ち上げる。現在は全国に20支店を展開し、リスクマネジメントを軸とした法人への保険提供を行っている。平成22年4月ARICEホールディングス株式会社を設立。トータルなリスクマネジメントサービスを目指す。
4. パネルディスカッション
『10年後の日本を取り巻く国際社会における日本の立場』
石川慶子
モデレーター
石川慶子
RMCA副理事長
広報コンサルタント
丸谷元人
パネリスト
丸谷元人氏
法人会員
危機管理コンサルタント
稲村悠
パネリスト
稲村悠氏
特別会員
日本カウンターインテリジェンス協会 代表理事
宇山卓栄
パネリスト
宇山卓栄氏
著述家
荒木洋二
パネリスト
荒木洋二
RMCA理事長
AGENCY ONE 代表取締役
石川慶子
日本リスクマネジャー&コンサルタント協会 副理事長|広報コンサルタント、有限会社シン取締役社長

東京都生まれ。東京女子大学卒。参議院事務局勤務後、1987年より映像制作プロダクションにて、劇場映画やテレビ番組の制作に携わる。1995年から広報PR会社所属。2001年独立し、危機管理に強い広報プロフェッショナルとして活動開始。以来、企業・団体に対し、平時・緊急時の戦略的広報の立案やメディアトレーニング、メディアリレーションズ、広報人材育成等のコンサルティングサービスを提供。リスクマネジメント研究にも取り組み定期的に学会発表も行っている。2015年、外見リスクマネジメントを提唱、マイクロラーニングとして学習プログラム開発。日本広報学会理事、公共コミュニケーション学会理事歴任。仕事をしながら二人の子育ても両立し、調布市学童連絡協議会 会長、調布市公立学校PTA連合会会長を経て調布市教育委員(2012年~2016年)
「なぜあの学校は危機対応を間違えたのか」(教育開発社 2021)で第15回日本広報学会賞 教育・実践貢献賞受賞
「アピアランス」(ドキュメンタリー)で第48回MAFてのひら映画部門にて経済産業大臣賞受賞



丸谷元人氏
危機管理コンサルタント

オーストラリア国立大学卒業(アジア研究・中国語)、同大学院修士課程中退(東アジア安全保障)後、翻訳会社勤務を経て、南太平洋・中東およびアフリカにおいて駐在員やVIPの身辺警護、テロ対策、不法監禁・脅迫事案対応、地元政府および部族との交渉、武装勢力やマフィア、地元労働組合への犯罪予防と情報収集・監視・宣撫活動、および地域の政治・治安動向分析等に従事。
また米系大手IT企業のリスク管理部部長、危機管理チームの運営に加え、地域統括セキュリテイ・マネージャーを歴任。情報漏洩・産業スパイ対策をも担当した。
書籍等:『The Path of Infinite Sorrow』豪Allen & Unwin社(2010年)
『日本の南洋戦略 -南太平洋で始まった新たなる〈戦争〉の行方』ハート出版(2013年)
『学校が教えてくれない戦争の真実 ─日本は本当に「悪い国」だったのか 』ハート出版(2015年)
『「イスラム国」はなぜ日本人を殺したのか』PHP研究所(2015年)
『インテリジェンス大国への道 国家や企業を脅かすスパイ活動の実体』扶桑社(2023年)、他
公式サイト等:丸谷元人オフィシャルサイト https://www.marutani-official-intel360.jp/
丸谷元人公式X(旧ツイッター)アカウント https://twitter.com/h_marutani



稲村悠氏
特別会員|一般社団法人日本カウンターインテリジェンス協会 代表理事

官民で多くの諜報事件を捜査・調査した経験を持つスパイ実務の専門家。カウンターインテリジェンス(スパイ対策)の最前線で諜報活動の取り締まり及び情報収集に従事、警視総監賞など多数を受賞。退職後は大手金融機関における社内調査や、大規模会計不正、品質不正などの不正調査業界で活躍し、民間で情報漏洩事案を端緒に多くの諜報事案を調査。その後、大手コンサルティングファーム(Big4)において経済安全保障・地政学リスク対応支援コンサルティングに従事。現在は、日本カウンターインテリジェンス協会を設立、HUMINTの研究を行いながら、産業スパイの実態や企業の技術流出を防ぐ為、講演や執筆活動・メディア出演などの警鐘活動を行っている。その他、外事情勢や機密情報管理、社内外のリスク・クライシスマネジメントについて企業顧問を務める。
■著書:『元公安捜査官が教える「本音」「嘘」「秘密」を引き出す技術』(WAVE出版 2022年)



宇山卓栄氏
著述家

1975年、大阪生まれ。慶應義塾大学経済学部卒業。代々木ゼミナール世界史科講師を務め、著作家。テレビ、ラジオ、 雑誌、ネットなど各メディアで、時事問題を歴史の視点でわかりやすく解説。著書多数。
『大アジア史』(講談社)、『世界民族全史』(日本実業出版社)、『世界一おもしろい世界史の授業』(KADOKAWA) 、『経済で読み解く世界史』(扶桑社)など著書多数。その他多数。



荒木洋二
NPO法人日本リスクマネジャー&コンサルタント協会 理事長|株式会社AGENCY ONE 代表取締役

中堅・中小企業を中心に広報戦略立案や記者発表会、個別インタビュー設定、プレスリリース作成など広報活動全般を指南、実務支援する。創業以来、”広報=「企業の人格」形成のためのあらゆる双方向のコミュニケーション活動”を信条にメディアにとどまらず、利害関係者全般との良好な関係構築支援を手掛けながら、広報人材育成にも取り組む。NPO法人日本リスクマネジャー&コンサルタント協会の事務局長に2004年就任、2009年理事兼事務局長、2011年副理事長、2013年より理事長、現在に至る。2015年、日本広報学会で『企業経営における新しい価値創造フレームワーク「PFEC サイクル」〜中小企業経営にパブリック・リレーションズとリスクマネジメント を定着させるために〜』を発表。

石浦一喜
5⃣ 閉会の挨拶|石浦一喜
NPO法人日本リスクマネジャー&コンサルタント協会 理事|株式会社とんがりコラボ 代表取締役
当協会の30周年イベントにご賛同いただき誠にありがとうございます。リスクマネジメントはご案内のように様々な分野に広がりその専門性は多岐にわたります。その意味で当協会はこれまでも各分野の専門家と提携しリスクマネジメント情報の提供とコラボレーションに寄与してまいりました。
しかしながら今後を見据えますと今までなかったテーマや技術の出現によりリスクマネジメントも広範囲・複雑化してきております。当協会もインターネットを使った情報提供を強化しておりますが益々新しい分野のリスクに対応するためにも新技術の研究と活用をしていく所存でございます。
《石浦一喜 プロフィール》200社を超えるコンサル経験を持ち、経営者のサポート役として多くの黒字存続を実現してきた財務リスクコンサルタント。幼いころ実家の家業(商い)を手伝う経験から会社経営(商い)に興味を持ちはじめ会計事務所に就職。その後、会計事務所のグループ会社である事業会社の「株式会社とんがりコラボ(創新グループ)」にて中小企業に特化した人材サービスと財務リスク・人事労務分野において特徴あるコンサルティングサービスを行っている。当社(当グループ)のビジョンである「全関与先黒字存続」-いい仕事で社会にお役立ち‐ を達成するため、挑戦する日々を送っている。

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