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  1. 武道/青少年の成長RM 杉原政則
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第36回 股関節の位置がわかりますか?

武道からみる青少年の成長リスクマネジメント

杉原 政則氏

貴方は股関節の正確な位置がわかりますか?

イチローなどの超一流の運動選手はパフォーマンスのすごさだけではなく怪我をしません。

運動パワーの中心は股関節であることが知られていますが、この股関節位置を正確に知ることがポイントになります。

全ての動作にいえることですが、どう動くかというより、どういう姿勢でいるのかの方が遙かに大切です。
一瞬一瞬の動作の中でわずかでもバランスが崩れてしまえばパフォーマンスは下がり怪我をし安くなります。
当然日常動作でも姿勢が崩れて動けば怪我や慢性痛の元になります。

無理な動作をしないためには姿勢(バランス)を崩さないことが大切ですが、そのためには各関節の正確な位置を知る必要があるのです。
例えば
・腕はどこからどこまでと認識していますか?
・肩甲骨は普段どの位置にありますか?あるいは感じますか?
・手足の指はどこからどこまでですか?
などです。

特にその中で重要なのが股関節の位置に対する認識です。
多くの方が漠然とこの辺が股関節と思っていらっしゃると思います。

股関節の位置に対する捉えが間違っていれば間違った部分で動作してしまいます。
最も力のかかる部分ですから1mmでも認識が違えば、晩年、股関節痛か膝痛、腰痛を引き起こします。

最も力のかかる部分ですから、最も強くできているのですが、昨今はここを壊す方が多いように見受けられます。

股関節の位置はどこ

股関節の位置を正確に把握しましょう。
股関節は下腹の中にあるので触ることはできません。
しかし探ることはできます。

●横から
まずお尻を力むとえくぼののように引っ込むところがあります。
そこを左右それぞれ指で触わり、その場歩行してください。
ぐりぐり動く骨を感じると思いますがそれが「大転子」と呼ばれる部分で、股関節の少し手前のところです。
股関節はその奥のやや上にあります。

●後ろから
次のお尻部分の三角の骨「仙骨」の一番下の部分「尾骨」に触れてください。
その高さに股関節があります。

●前から
また「ビートたけし」で有名になった「コマネチ」のライン鼠径部に触れてください。
その中点の奥に股関節があります。

このように3Dで内観してください。
ここかなと感じたら、実際そこを起点として歩くなどの動作をしてください。
正確に位置を感じるほど動きがスムーズになり柔軟性のUPします。
当然、股関節を痛めることは限りなくなくなるでしょう。

動作は股関節スタート

膝から動き始める方が多いようです。
人体は最初に動いたところが動作の中心になります。
最初はなれないとは思いますが、股関節から動き始めるようにしてください。
これだけで天地ほどの違いが現れるでしょう。

最近歩行に支障を来す方が増えつづけているようです。
その状況を見ますと、トレンド療法の「筋肉をつける」「ストレッチをする」という指導があまり効果が現れていないようです。
次回は、この問題に切り込みを入れたいと思います。
題して「貴方の仙骨はどこを向いていますか?」です。
次回もよろしくお願いいたします。

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