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【シンポジウム開催趣旨】
■東日本大震災以降、政府、自治体並びに企業におけるBCM・BCP構築への関心はますます高まり、具体的な対策も従来にないスピードで進みつつあります。
　他方、BCM・BCPの中で重要な位置付けを占めるデータや記録の管理については、震災においても自治体や企業のデータ喪失が問題視されたこと等に加えて、クラウドやビッグデータといったキーワードで新たな記録情報管理手法の必要性が指摘されています。
　今回、ARMA International 東京支部では、米国規格ANSI/ARMA5-2020 Vital Records Programs : Identifying, Managing, and Recovering Business-Critical Records『バイタル記録プログラム：業務上不可欠な記録を特定、管理、そして復元』を翻訳、発刊するに至りました。本シンポジウムは、本書の紹介とともに、最新の我が国BCP事業、とりわけ、その中における記録情報管理の在り方について専門家の知見を広く共有するものです。

プレスリリース

【当日プログラム】
・講演1：『最新BCM・BCP事情　～ビッグデータと記録情報管理～』 （16:00～17:00）

前田　泉 （BCI 日本支部 理事兼事務局長）　　
ISO22301 はじめ事業継続マネジメントシステムの日本における状況と、今後予想されるビッグデータ と記録情報管理に関する事業継続マネジメント上の留意点について。







・講演2：『「バイタル記録プログラム」のご紹介』　　　　　　　　　　　　　　（17:00～17:20）
柿崎　康男 （翻訳責任者、ARMA 東京支部 前会長）
米国規格ANSI/ARMA5-2020 Vital Records Programs : Identifying, Managing, and Recovering Business-Critical Records の翻訳本。1990 年代以降の重大事故、カトリーナをはじめとする大災害の経験を踏まえて改訂を重ねたプログラムの ご紹介。

・パネルディスカッション：『BCM・BCPにおける記録情報管理の視点』　（17:20～18:00）
前田　泉　（BCI日本支部 理事兼事務局長）
荒木　洋二　（RMCA 理事長）
西川　康男　（ARMA 東京支部 会長）
宮崎　一哉　（三菱電機㈱情報技術総合研究所 主席研究員）

進行　渡邊　健　（㈱データ･キーピング･サービス 理事）

・質疑応答　　　　　　　　　　　　　　　　　（18:00～18:15）

・懇親会　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（18:30～20:00）