※ご来場、ご協力ありがとう御座いました。当シンポジウムは、盛況のうちに無事終了させていただきました。

 日本企業は、激変する経済環境など将来が見え難い不確実な時代の只中にあって、現状を打破し、新たな成長戦略を描くべき瀬戸際に今まさしく立たされています。
 とりわけ経営資源の中でも「人(ヒト)」をいかに活性化させ、成長させるか、あるいは資産としての「組織」の対応力をいかに高めるかが戦略策定の中心的な課題といえるのではないでしょうか。

 本シンポジウムでは、日本型経営の長所を見直しながら、「人」と「組織」をキーワードに、日本企業が元気を取り戻すには、いま何が必要なのかを探ります。不確実性の時代だからこそ、リスクに強い「人」と「組織」を創り上げることが企業の喫緊の課題であり、重要な戦略となります。
 
 厳しい環境下にあっても、従業員が働きがいを感じ、生産性を高めている元気な企業もあります。
 第一部の基調講演「働きがいのある会社とは何か?」では、豊富な事例に基づいて、このような企業の共通項を確認することができます。スピーカーには、購読者数NO1のビジネス誌の特集でも紹介された「働きがいのある会社ランキング」を主宰する、Great Place to Work R Institute Japan代表の和田彰氏を迎えました。

 第二部の分科会では、組織における「個人」の成長ならびに「組織」全体の諸問題に対して、メンタルヘルス対策、コーチング、組織開発のコンサルタントをはじめ、リスクアナリスト、大学教授、社労士、医師など実務家と専門家が、8つのテーマを掲げ、多角的な視点から問題提起しつつ処方箋を提示します。皆様の抱える課題やテーマに沿って選択受講が可能となっています。
 
 さらに第三部のパネルディスカッションでは、第一部基調講演の和田彰氏をはじめ、分科会の講演者も務めた実務家・専門家3人を加え、4人のスペシャリストがそれぞれの鋭い視点から「組織」について議論を展開し、組織活性化の処方箋を探ります。

 本シンポジウムに参加することで、必ずやあなたの企業の組織戦略策定のヒントあるいは「解」を見つけられることでしょう!

■主 催
みらいコンサルティンググループ 社会保険労務士法人みらいコンサルティング
特定非営利活動法人日本リスクマネジャー&コンサルタント協会
株式会社ディー・エム・システムズ
株式会社エス・ピー・ネットワーク
■後 援
宝印刷株式会社
 
■開催日時
平成22年9月16日(木) 13:30〜18:00(受付開始 13:00〜)
■開催場所
富士ソフト アキバプラザ 5F:アキバホール、6F:セミナールーム2、3、6 (東京都千代田区神田練塀町3 富士ソフト秋葉原ビル)
■定 員
180名
 
■参加費用
一般¥12,000(税込)  /  関係者¥8,000(関係者優待割引料金)(税込)
 
■お問い合わせ
株式会社エス・ピー・ネットワーク 担当:古澤 03-5367-5556
 
プログラム
  第一部  基調講演 (40分)
13:40〜14:20
 
  休憩 (20分)
  第二部  分科会  テーマ@「 組織人として活躍するために」 (1枠50分)
14:40〜15:30
 
  休憩 (20分)
  第二部  分科会  テーマA「組織の諸問題を考える」 (1枠50分)
15:50〜16:40
 
  休憩 (20分)
  第三部  パネルディスカッション (50分)
17:10〜18:00
 
 
プロフィール・講演概要 (出演順)
Great Place to Work ® Institute Japan
代表 和田 彰
【プロフィール】
日系大手メーカー人事部門、米系コンサルティングファーム、日系コンサルティングファームにて、一貫して従業員の視点を重視した人事企画およびコンサルテーションを推進。韓国において、人事コンサルティング事業および企業内研修事業の立ち上げを行った後、Great Place to Work® Institute Japanに参画。
【講演内容】
昨今、「働きがい」というテーマについて、メディアで取り上げられることが多くなっており、「働きがい」についての注目度は高くなっていると言える。本講演では、「働きがい」や「働きがいのある会社ランキング」が日本で注目されている背景、米国での「働きがい」を取り巻く状況、Great Place to Work® の考え方・モデル、「働きがいのある会社ランキング」の決定方法、「働きがいのある会社」の特徴や、具体的な取り組み事例などについて解説する。
 
株式会社コーチ・エィ 常務取締役 チーフエグゼクティブコーチ 中島 克也
【プロフィール】
コーチ・エィ立ち上げに携わり、企業文化の改革、組織・人材の活性化、行動変革などのチェンジマネジメント分野を得意とする。 企業のコーチング・カルチャー構築にむけた大規模プロジェクトを企画・運営。また、行動変革による組織の業績向上を目的としたPIC(パフォーマンス・インプルーブメント・コーチング)プログラムを多数の企業と共に開発・導入し、高い実績を上げている。
【講演内容】
リーマンショック後、多くの組織の中に「無力感、閉塞感」が広がっています。それをどう打破していくのか?行動科学の視点から具体的な方法をお伝えします。そして、実際に「個」を元気にし、組織を活性化させ、業績に結びつけた企業事例を紹介します。
千葉科学大学 危機管理学部 危機管理システム学科 教授 木村 栄宏
【プロフィール】
一部上場企業での人事、経営企画部門、メンタルヘルスにかかわるベンチャー立ち上げなどの経験を踏まえ、組織と個人にかかわるリスク危機管理を研究。日本初の危機管理学部を擁する千葉科学大学教員。シニアリスクコンサルタント。
【講演内容】
疲弊し、負のスパイラルに陥った組織や個人が、生き生きとした活性化に転じるには何が必要か。生産性をあげ、WLBを享受する鍵の一つに、リスクマネジメントや危機管理の手法の応用がある。組織にも個人にも必要なリスク危機管理耐性をいかに高めるかを説明し、検討します。
株式会社ディー・エム・システムズ 代表取締役社長 入江 真理
【プロフィール】
平成13年より疾病管理の研究開発に取り組み、日本の疾病管理業界でのパイオニア的存在。最近は、精神科専門医と連携した健康診断形式のメンタルケアプログラムを開発し、発症予防を目指す。
【講演内容】
平成20年9月より、精神科専門医が従業員全員に直接面談する健康診断形式のメンタルケアプログラムを運用し、1000人のデータを蓄積。このデータから浮かび上がる職場のメンタル不調者の実態を紹介し、休職者を出さないために何をするべきか、分析していきます。
株式会社エス・ピー・ネットワーク コンサルタント&リスクアナリスト 柏原 英幸
【プロフィール】
株式会社エス・ピー・ネットワークが運営する内部通報第三者窓口「リスクホットラインR」の統括責任者として、リスク・マネジメントの観点から、日々寄せられる内部通報事案を解決に導いている。
【講演内容】
パワハラ、いじめ、内部不正等、職場には、リスクが数多く潜んでいる。これらの職場に潜むリスクの管理に有効な手段となるのが、内部通報制度である。1,000件以上の内部通報事案のデータに基づき、内部通報制度による職場のリスク管理の手法を具体的に検討する。
東京工科大学大学院 ビジネススクール 教授 尾崎 弘之
【プロフィール】
東京大学法学部卒業後、野村證券に入社。ニューヨーク大学大学院スターン・スクール・オブ・ビジネス修了(MBA)。モルガン・スタンレー証券バイス・プレジデント、ゴールドマン・サックス投信執行役員を歴任後、ベンチャー業界に転進。ソフトバンク・インベストメント株式会社バイオ事業準備室長、バイオビジョン・キャピタル株式会社常務取締役、ディナベック株式会社取締役CFOを経て、現職。早稲田大学博士(学術)。
【講演内容】
中間管理職が若手社員を使いこなせず、機能麻痺の懸念が起きている組織が少なくありません。「米国流組織論」を長年導入しているのに、何故上手く行かないのか?「ゆとり世代」が入社する今後は、管理職と若手社員との断絶はさらに悪化するのだろうか? 本分科会では、組織の危機管理上深刻なこれら状況が発生している原因を考え、対処方法を議論します。
株式会社シー・シー・アイ 組織開発コンサルタント・ドラッカー学会会員・ODネットワークジャパン設立発起人 平尾 貴治
【プロフィール】
流通業にて販売部門・人事部門の管理職を歴任し、内部で経営破たんを経験する。その後医療法人の事務局長を経て2001年より、株式会社シー・シー・アイのコンサルタントとして組織コンサルテーション活動を開始、現在に至る。2010年2月、甲南大学西川教授らとともに組織開発を多面的に研究実践するためにODネットワークジャパンを設立。
【講演内容】
「組織開発(OD)」の観点から、組織を強化するためのポイントを学んでいただきます。実際にコンサルテーションの現場で起こっている事例紹介や、参加者 の皆様の体験を自由にディスカッションする時間も取りながら、「なぜビジョンが単なるスローガンになってしまうのか」「変革期に戦略をやり切る組織とは何 か」を全員で考える場といたします。
東京厚生年金病院 神経科主任部長 大坪 天平
【プロフィール】
専門分野:精神医学、臨床精神薬理、精神症状評価、リエゾン・コンサルテーション。現職:東京厚生年金病院 精神科・診療内科部長、東京女子医科大学 精神神経科客員教授、その他、精神科系学会の評議委員を多数務める。
【講演内容】
わが国の労働者のメンタルヘルスは深刻な状況が続いている。近年、従来型のうつ病とも異なる、現代型うつ病、非定型うつ病、適応障害なども増え、企業側の対応も難しくなってきている。当日は、職場でみられるメンタルヘルス問題をとりあげ、対応を述べる。
社会保険労務士法人みらいコンサルティング 代表社員・特定社会保険労務士 森田 穣治
【プロフィール】
日常的な労務リスクの防止や労務問題を解消するためのコンサルティングに加え、IPO準備会社の労務改善コンサルティング実績多数。また、労務リスクに配慮した人事制度(等級制度・給与制度・評価制度等)の構築に関するコンサルティングなど幅広く企業の人事労務問題の改善に取り組んでいる。
【講演内容】
近年の人事制度は、法改正や顧客・従業員の価値観の多様化に対応を迫られています。管理職コースと専門職コースを選択する選択型制度は従来から導入・運用されていますが、近年ではライフスタイルと合致させた選択型制度を導入している企業が増えています。本セミナーでは、他社の事例を紹介しながら、働きがいを高める選択型人事制度とはどのようなものかをご説明します。
特定非営利活動法人日本リスクマネジャー &コンサルタント協会 理事兼事務局長 荒木 洋二
【プロフィール】
内閣府認証のNPO法人日本リスクマネジャー&コンサルタント協会の事務局長に2004年就任、2009年より理事兼事務局長、現在に至る。
同協会において、民間企業との業務提携を積極的に推進し、専門職種や分野に対応した新しいリスクマネジメントの認定資格設立に関わる。
 
申し込み方法

◆お申し込みは、「WEB申込フォーム」「FAX用PDF用紙申し込み」ボタンからお申込みいただけます。
   WEB:申込フォーム」はプライバシーマーク取得企業である潟Zレンディピティのサーバ上で運用していますのでご了承ください。
   FAX:必要事項をご記入の上、FAXにてご返信ください。複数名のお申込みの場合は、お手数ですが用紙1枚につき1名様のご記入でお申込み願います。
◆お申込み受付後、振込口座を記載した請求書と受講票をご郵送いたしますので、料金を指定の口座にお振込みいただき受付完了となります。お振込みは請求書記載の指定期日までにお願いいたします(指定期限を過ぎてお振込みが確認できない場合には、キャンセル扱いとさせていただきます)。また、お振込み後にキャンセルされた場合の、ご返金もできませんので、あらかじめご了承願います。
◆領収書は、お振込み時のご明細等を領収書に代えさせていただきます。
◆本シンポジウムのお申し込みに関しまして、株式会社エス・ピー・ネットワークより、お電話、FAX、メールで、ご連絡をさせていただく場合がございますので、あらかじめご了承下さい。

 

★ご記入いただきました個人情報は、本シンポジウムに関する目的にのみ、下記5社にて共有・利用いたします。
★個人情報保護方針につきましては、下記、各社のWebサイトをご覧ください。

〔みらいコンサルティンググループ 社会保険労務士法人みらいコンサルティング〕 http://www.miraic.jp/privacy/
〔株式会社ディー・エム・システムズ〕 http://www.dm-systems.co.jp/profile/hogo.html
〔特定非営利活動法人日本リスクマネジャー&コンサルタント協会〕 http://www.rmcaj.com/
〔株式会社エス・ピー・ネットワーク〕 http://www.sp-network.co.jp/course.html
〔宝印刷株式会社〕 http://www.takara-print.co.jp/privacy.html

 
 
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