第117回 「日本の地政学リスク～オリンピズムで日本のソフトパワーを再考する～」

テーマ：「日本の地政学リスク～オリンピズムで日本のソフトパワーを再考する～」
日 時：2022年9月15日（木）18:30-20:00
会　場：東京都中央区銀座1丁目19-13 丸美屋ビル6F
講　師：嘉正 空知氏・スポーツ国際開発学（修士）
問合せ：RMCA事務局　TEL：03-6892-4106 ｜E-mail：info@rmcaj.net

講演内容：昨今は、ロシアによるウクライナ侵攻、中国による台湾への軍事的圧力など、地政学的な観点で国際情勢を見る機会が増えています。一方で、戦後77年が経過し、少しずつ日本人の国防に対する意識が薄れていく危うさも同時に叫ばれています。
経済的に低成長かつ超高齢化社会の日本では、かつてのように憧れをもって日本人を評価してくれる場面も減ってきていることが、国際協力の場では顕著です。このままでは、海外旅行に行った際に、安全に渡航ができない状況にも陥りかねません。
本セミナーでは、日本が国際社会で置かれている地政学的リスクを、文化的側面に主眼を置いて解説します。特に、文化の代表例となるスポーツにおいて、国際協力のリアルな現場で評価されている日本と、他国のソフトパワー政策を例に、これまで馴染みのなかった地政学を誰にでも分かるように伝えます。

《講師プロフィール》嘉正 空知（かしょう そらち）
【略歴】筑波大学大学院人間総合科学研究科スポーツ国際開発学共同専攻修了。
スポーツ国際開発学（修士）。ルワンダ ・八幡平市ホストタウンプロジェクトの代理人を務め、東アフリカを中心に途上国のスポーツ国際開発の現場を多数経験。留学や自身のキャリアをもとに、明治大学などで講演を行う。

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