
第122回 「東電の株主代表訴訟、過去最高額の13兆円賠償命令から考える経営責任」
テーマ:東電の株主代表訴訟、過去最高額の13兆円賠償命令から考える経営責任
日 時:2023年3月2日(木)18:30-20:00
会 場:東京都中央区銀座1丁目19-13 丸美屋ビル6F
※オンラインZOOM配信は無料(要申込)
講 師:奥山 俊宏氏(上智大学教授/ジャーナリスト 元朝日新聞編集委員)
お問合せ:RMCA事務局|TEL:03-6892-4106 |E-mail:info@rmcaj.net
講演内容:東京電力の株主が、福島原発事故をめぐり5人の旧経営陣に対して会社に22兆円の賠償を求めた裁判を起こしていました。これに対し東京地方裁判所は、昨年7月13日、元会長ら4人に対して、賠償額としては国内で過去最高額となる13兆3000億円余りの支払い命令を下しました。一方、業務上過失致死罪で強制起訴された裁判では、今年の1月18日、高裁は地裁に続き無罪としました。断片的な報道だけでは全体像がつかめません。そこで、原発事故直後から東電の記者会見に出席し、関係者への取材、裁判を追い続けてきたジャーナリスト奥山俊宏氏に解説いただきます。
東電の経営者はどこで判断を誤ったのか、原因や責任はどこにあるのか皆さんと共に考えます。
<主な内容>
・株主代表訴訟とは(過去の他事例から)
・東京電力の株主代表訴訟について刑事裁判との共通点と相違点
・旧経営陣は裁判でどのように説明し、裁判長はどう反応したか
・供述調書と尋問から見えた原発力発電を担う企業に求められる経営力
《講師プロフィール》奥山 俊宏氏(おくやま としひろ)
【略歴】1966年、岡山県生まれ。1989年、東京大学工学部原子力工学科卒、同大学新聞研究所修了、朝日新聞入社。水戸支局、福島支局、東京社会部、大阪社会部、特別報道部などで記者。『法と経済のジャーナルAsahi Judiciary』の編集も担当。2008年から早稲田大学大学院政治学研究科ジャーナリズムコース非常勤講師。2013年、朝日新聞編集委員。2022年、上智大学教授。
著書『秘密解除 ロッキード事件田中角栄はなぜアメリカに嫌われたのか』(岩波書店、2016年7月)で第21回司馬遼太郎賞(2017年度)を受賞。同書に加え、福島第一原発事故やパナマ文書の報道も含め、日本記者クラブ賞(2018年度)を受賞。「後世に引き継ぐべき著名・重要な訴訟記録が多数廃棄されていた実態とその是正の必要性を明らかにした一連の報道」でPEPジャーナリズム大賞2021特別賞を受賞。
セミナー料金
会員種類 | 料金 | |
1 | マスター・CRO・シニア会員 | 無料 |
2 | 法人会員(5名様まで) | 無料 |
3 | 特定会員(FRM・BCM-RM・RREMリスク診断士・FP・保険) | 2,000円 |
4 | 一般会員 | 2,500円 |
5 | 非会員 | 5,000円 |
※オンラインZOOM配信は無料(要申込)
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