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法人のお客様へ

リスクマネジメント研修：　４日コース（グループ演習付）

コースの概略

テーマ	リスクマネジメント　実践研修（4日間コース）
コース開発＆講師	株式会社日本リスク総研　代表取締役　松本　一成
主な対象者	・企業経営者・役員等の企業経営のリスク管理の責任を負う立場にある方々及びその業務を執行するCRO・リスクマネジャー等・中小企業診断士、税理士、社労士、保険代理店等のリスクの視点から企業に対してコンサルティングを提供する立場の専門家
目的	リスク管理担当者・管理職・役員の育成
目標	・近年の社会環境の変化からリスクマネジメントの必要性・重要性について認識する・リスクの調査・分析・対策検討までの手順を理解し、現場においてリスクマネジャー・CROとして貢献する能力と知識を習得する・様々なリスク対策手法を学び、最適なリスク対策を実施する知識を習得する・リスクマネジャーとして全社的な視点からリスクを捉え、リスク管理規程書等を作成する事が出来るようになる・事業計画にリスクの視点を導入し、財務の視点からもリスクマネジメントを見ることが出来るようになる

スケジュール

１日目

時間	テーマ	目的	内容
10：00 ～ 10：10	イントロダクション	・講義の全体像の理解・講座の目的・講師プロフィール等	・コース説明・施設説明・自己紹介
10：10 ～ 11：00	リスクマネジメントの基礎知識	・リスクマネジメントの基本を理解する・リスクマネジメントの重要性・必要性を理解する・変化するビジネス環境を把握する	・リスクとは？リスクマネジメントとは？・組織の前提条件・日本社会の大きな流れ・組織内ギャップ・コンプライアンスが求められる時代・CSR（企業の社会的責任）
11：00 ～ 12：00	リスク管理経営の基本と計画	・経営の基本を知る・マネジメントとは？・理念とビジョンの重要性を知る・法規制とリスクマネジメント・事業計画の必要性を知る・自社の存在意義を知る・自社を取り巻く環境変化を理解する	・リスクマネジメント経営とは？・PDCAの基本・事業計画の必要性・理念とビジョン・新会社法における内部統制・日本版SOX法・コーポレートガバナンスとは？・経営環境を把握する
12：00 ～ 13：00	昼食
13：00 ～ 14：00	リスク管理体制の構築	・リスクマネジメントを推進するための組織体制を理解する・リスクマネジャーやCROの職責を理解する・社員研修・教育の重要性を理解する・情報の伝達と浸透の方法論を検討する	・リスク管理体制構築の基礎知識・社内のリスク担当部署を設置する・リスクマネジャー（CRO)等の育成・内部通報制度の構築　・教育・研修体制の構築・リスク感性の醸成
14：00 ～ 16：00	リスク調査	・リスクの洗い出しの手順を理解する・リスクの洗い出し手法を知る・企業を取り巻くリスクを幅広く知る・リスク調査のポイントを理解する	・リスクマネジメントのプロセス・用語の定義・リスク洗い出しの視点・企業を取り巻くリスク・発生リスクと派生リスク・リスク調査の手法・リスク調査のポイント
16：00 ～ 18：00	リスク調査（演習）	リスクの洗い出しの実務と手順を理解する	リスク調査票を用いたグループ演習を行う

２日目

時間	テーマ	目的	内容
10：00 ～ 11：00	リスク分析	・リスク分析の手順を理解する・リスク分析手法の種類を知る・リスクマトリクスの作成手順と活用方法を理解する・リスク対策の優先順位付が出来るようになる	・リスク分析とは？・リスク分析手法・リスクマトリクスの作成・リスクマトリクスの活用・リスクマトリクスへのプロット・優先順位の決定・リスク分析のポイント
11：00 ～ 12：00	演習	個々のリスクの発生頻度・発生強度を分析し、財務基準を用いたリスクマトリクスを作成し、適切にプロット出来るようになる	グループ毎に専用の演習シートを用いてリスクを分析しリスクマトリクスを作成する
12：00 ～ 13：00	昼食
13：00 ～ 15：00	リスクコントロール	・リスクコントロール対策の手法を知る・ハザード分析を通して適切な対策を選択する事が出来る・重要度の高いリスクを特定する事が出来る・リスクコントロール対策の種類を知る・リスクコントロール対策の相乗効果を理解する	・リスク対策の検討・リスクコントロール対策の基本・リスクコントロール対策のポイント・ハザード分析・ハザード分析方法・ハザード分析のポイント・リスクコントロール手法・事例検証・リスクの特定・リスクコントロール活動の相互関係
15：00 ～ 16：00	危機管理	・クライシスマネジメントを理解する・緊急時に必要な組織を理解する・緊急時対応の基礎知識を習得する・緊急時対応組織の基本を知る	・クライシスマネジメントとは？・事前対策・危機管理マニュアルの作成・緊急時連絡体制の構築・緊急時教育・訓練・復旧対策・必要となる機能とポイント
16：00 ～ 18：00	演習	演習を通して適切なハザード分析とリスクコントロール対策を検討出来るようになる	グループ毎に専用の演習シートを用いてハザード分析を行い、適切なリスクコントロール対策を検討する

３日目

時間	テーマ	目的	内容
10：00 ～ 12：00	財務諸表とリスク	・財務諸表の基礎知識を理解する・勘定科目の意味を理解する・財務分析手法を把握する・財務諸表から企業の健全性と問題点を理解出来る・財務諸表からリスクを読み取ることが出来る	・決算書とは？・財務諸表から見えるもの・貸借対照表を理解する・損益計算書を理解する・財務分析手法について・決算書から見えるリスクとは？・リスクが決算書に与える影響
12：00 ～ 13：00	昼食
13：00 ～ 14：00	リスクファイナンシングの基礎	・財務リスクについて理解する・財務諸表を守る対策手法の全体像を知る・具体的なリスクファイナンシング対策を知る・リスクファイナンシングの基本を理解する・ファイナンシングの進め方、手順を理解する	・安定的な経営の実現のために・リスクファイナンシングの全体像・リスクファイナンシングとしての財務力・リスクファイナンシングとは？・リスクファイナンシングの効果と期待・ロスの視点で考える
14：00 ～ 15：00	保有対策	保有対策に関する基本的な知識を習得し、適切な保有額の設定を行い、メリット・デメリットを把握した上で、リスク対策の全体像の中から適切な保有対策を打つ事が出来るようになる	・保有対策とは？・保有対策の種類・保有額の決定・保有対策のメリット、デメリット・保有対策検討のポイント・保有対策がもたらす効果・最新のリスク対策手法について
15：00 ～ 16：00	移転対策	保険の機能と限界を把握した上で、経営に活きる保険活用の方法を理解し、適切な保険選択が出来るようになる	・保険を経営に活かす・リスクマネジメントから見た保険・保険の活用と限界について・RMの視点から保険を見直す・他の対策との相乗効果・保険の種類と効果・保険商品選択の基準・優先順位の転換
16：00 ～ 18：00	演習	演習を通してリスクファイナンシングの全体像を把握した上で、適切な対策を検討・実行するための能力を身につける	グループ毎に専用のリスク対策検討シートを用いて議論を行い、ロス分析を通して適切なファイナンシング対策を検討します

４日目

時間	テーマ	目的	内容
10：00 ～ 11：00	リスクコスト管理	・リスクコストの内容を知る・リスクコストの算定方法・リスクコストを把握することの重要性を理解する・リスクコストの管理手順を理解する	・リスクコストとは？・リスクコストの範疇・リスクコスト管理の手順・リスクコストから見えるもの・リスクコストの削減・リスクコストの再配分
11：00 ～ 12：00	最適手法の選択と評価・改善・維持	・最適なリスク対策の選定出来るようになる・リスク対策の評価が出来るようになる・リスク対策改善の手順を理解する・リスク対策の効果を維持する手法を理解する	・様々なリスク対策・最適手法選択の基準・リスク評価について・パフォーマンス評価とは？・有効性評価とは？・リスク対策の維持のために・継続的リスク対策手法
12：00 ～ 13：00	昼食
13：00 ～ 14：00	規定書の作成と事業計画への導入	・規程書の必要性を認識する・規程書の作成手順を把握する・事業計画とリスク管理の関連性を理解する・リスク管理計画の作成手順を理解する	・リスク管理規程書とは？・規程書の必要性と活用方法・規程書の作成について・事業計画とリスク管理・事業計画の達成確率を上げる・リスク管理計画の作成手順
14：00 ～ 16：00	演習	企業のリスク管理規程書及びリスク管理計画を作成が出来るようになる	独自のフォーマットを用いてリスク管理規程書及びリスク管理計画書をグループごとに作成する
16：00 ～ 17：00	発表	会社のリスクマネジメント方針及びルール、計画について説得力のある適切な説明が出来る	グループ毎に企業に対するリスクマネジメント提案のプレゼンテーションをして頂きます
17：00 ～ 18：00	リスクマネジャーの活動と責務	・リスクマネジャーにふさわしい行動・リスクマネジャーの必要性と仕事内容を理解する・リスクマネジャーとしての心構えを認識する・リスクマネジャーとしての仕事・リスクマネジャーの姿勢と倫理観	・リスクマネジャーの形態・リスクマネジャーの必要性について・リスクマネジャーの心構え・リスクマネジャーの役割・スポット業務と顧問業務・報酬について