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認定リスクマネジメント専門資格

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認定リスクマネジャー/記録情報管理資格

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【説明責任としての「記録情報管理」が必要とされる時代のレコード・リスクマネジメント】
 わが国におけるレコードマネジメント(記録情報管理)は、自然災害による事業活動のダメージを最小限に抑えるための情報の疎開という観点、あるいは組織内の整理整頓、省スペース、物理的なファイリングに止まっていました。
 しかしながら、05年の個人情報保護法全面施行や相次ぐ企業内機密情報の漏えい事件、さらに社会保険庁の年金記録問題などを背景に、企業、官公庁をはじめとする各組織体におけるレコードマネジメントのあり方が問われ続けています。また、会社法や日本版SOX 法で改めて企業の内部統制がクローズアップされ、関連した業務記録の管理方法が実務的な課題として浮き彫りになっていいます。
 同時に、事業活動の権利関係は複雑化する傾向にあり、組織がトラブルや裁判に巻き込まれるリスクも高まっています。その際、組織活動の記録や意思決定のプロセスを証拠・証跡として第三者に提示し挙証説明責任(アカウンタビリティ)を果たす必要性が生じてきています。

 この度、当協会は株式会社データ・キーピング・サービスと業務提携し、記録情報管理の専門人材を育成する「レコード・リスクマネジメント研修コース」を開講します。本研修コース受講後に受講者に修了証を発行すると同時に、本研修コースに対応したRMCA認定資格試験「認定リスクマネジャー/記録情報管理」を実施します。
 「レコード・リスクマネジメント研修コース」は、記録情報管理を通じて組織のリスクマネジメントに携わる専門人材の育成を目的としています。受講者は、リスクマネジメントの基本事項と国際規格であるISO15489(JIS X 0902)に準拠した記録情報管理の要点を修得することができます。

 「認定リスクマネジャー/記録情報管理」資格試験要項
※PDFファイルをこちらからダウンロードできます。

受験資格
RMCA認定「レコード・リスクマネジメント研修コース」受講修了者
 *研修コース2日間全カリキュラムの受講が必要となります。
 *研修コース修了後、2年以内に受験しなければなりません。
  2年を超えた場合は、再度研修コースの全カリキュラムの受講が必要となります。


資格試験問題の概要
■試験形式
基本的に択一式、一部論述の筆記問題

■出題内容
□リスクマネジメントの理論と実践
1.基礎理論
 1-1 リスクとは
 1-2 ハインリッヒの法則
 1-3 ハザードとペリル
 1-4 リスクアセスメント
 1-5 インシデントマネジメント

2.フレームワーク
 2-1 COSO
 2-2 COSO ERM
 2-3 内部統制
 2-4 PCAOB
 2-5 事業継続マネジメント(BCM)

□記録情報管理
1.記録情報管理の現状
 1-1 記録情報管理とは
 1-2 法規制との関連
 1-3 各種認証制度
 1-4 トラブル事例

2.記録情報管理の基準
 2-1 適用範囲
 2-2 記録情報管理の利点
 2-3 規制環境
 2-4 記録情報管理に関する方針及び責任
 2-5 記録情報管理の要求事項
 2-6 記録情報管理プロセス及び統制
 2-7 記録システムの設計及び運用
 2-8 モニタリング及び監査
 2-9 研修


試験合格基準
以下の要件全てを充足すること。
①受験にあたり所定の受験料を支払っていること。
②受験にあたり提出する必要書類や経歴の内容に虚偽がないこと。
③試験の正答率が70%以上であること。


試験方式・試験時間・受験料他
■試験方式
①テキスト、配布資料等は一切持込み不可。
②鉛筆(シャ-プペンシル)、消しゴムは持参。
③テスト用紙及び解答用紙は、テスト終了後、回収。

■所要時間
90分

■受験料
10,500円(税込)

■合否結果について
①受験者全員に合否通知書を郵送します。
②電話等による合否の問合わせ、試験の採点結果に対する照会にはお応えしませんのでご了承ください。

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